昨日 そして今日と ちょっと寒い
そろそろ雪が降るんじゃないかという天気予報なので ちょっと期待したい
雪が降れば お手々が冷たい
町へ行って 手袋を買わなけりゃ
と思うのは 新美南吉の子ぎつね君
でも ぼくは いままでお金で物を買ったことがない
なにか欲しい物があれば ご主人にお願いするだけ
(時々は ご主人のカードでネット通販を利用するけど これナイショね)
しかし 不思議なのは あのお金ってやつ
そして それよりも不思議なのは 物の価値 ってやつ
ほら ぼくが今一番気に入って使ってるワラのベッド
あれは原価600円だったというのはご存知かと思うけど
世の中には 布団一枚に60万円も払う人もいるらしい
60万円といえば ぼくのベッドの千倍の値段(計算合ってる?)
すごい布団もあったもんだ
かと思えば ぼくが時々乗せてもらうご主人の自動車
あれは 10万円でも売れないらしい
ちゃんと動くし、エアコンもついてるし、テレビだって写る
それにぼくのお家よりも広くて 雨風も入らないし
ソファだってあるし あのマットの肌触りもなかなかのものだ
あれが10万円以下なのに 布団一枚が60万円
それからね ぼくは知ってるんだよ
犬にも値段が付けられてるってことを
高い奴は何十万もするらしいけど 平均すると10〜20万円ぐらい
でね お店で売られている犬は 一ヶ月毎に値段が下がっていくものらしい
売れなくて 年をとると 価値が下がるんだってさ
ぼくは心配になって ご主人に聞いてみた
「ねえねえ ぼくの価値ってどのくらい?
お店だったら いくらの値段がつくの?」
ご主人答えて曰く
「あのね 価値と値段は違うんだぞ
値段が高くても価値の無いものもあるし
値段は安くても価値の高いものもある
おまえなんかは う〜ん そうだなあ
あの車とおんなじだな
買い手はつかないから売る気はないけど 例え60万でも売らないよ」
良かった〜 布団に勝った!
まだ暫くはこの庭で浮世を楽しめる
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!