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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

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パーの巻

ミリオン君にインタビュー


前回の脱走柴犬くんインタビューに引き続いて
今回は話題のミリオンくんにインタビューすることにした

ほら 先日 千葉県の松戸市で13発もの銃撃にあってやられちゃった紀州犬
なまえはミリオンっていうんだよ  しってた?

死んじゃった犬にどうしてインタビュー出来るのか って?
ぼくに どうして文章がかけるのか と質問される時の答えと同じく
「まじめに考えないでね (*^_^*)」

さ〜て と

「おや! 君って最近テレビで話題になった ミリオンくんじゃないの?」
「うん ぼくミリオン いつもは ミリ って呼ばれてたんだよ」

「なるへそ ぼくも いつもは ハヤ だからね
 で あんなに鉄砲で撃たれちゃって 痛くなかったの?」
「あのときは ほら 興奮してアドレナリンがでまくってたんでね
 でも 今考えると 我ながらよく頑張ったなあ って思うよ」
「そうだよねえ なんてったって13発だから・・ 熊じゃないんだからね」

「ところで どうして脱走したの?」
「まあ だれでも あんなところに閉じ込められてちゃ 逃げたくもなるでしょ」
「わかる わかる 運動不足でストレスがたまってたんでしょ」
「まあ それもあるけど やっぱり広い世界を自由に歩いてみたくてね」
「それ 先日の脱走柴犬くんも同じことを言ってたけど
 たしかに 人間はいつも自由に出歩いてるよね 悪いことして監獄に入ってる人は別だけど
 ぼくたちなんか なんも悪しことしてないのに監獄に入れられているようなもんだからね」
「つらいよね〜 犬って」
「ほんと ほんと 人間なら何人かに噛み付いて傷を負わせても まさか13発はないもんね」

「でも どうして人間を噛んだりしたの?」
「どうしてかなあ やっぱり怖かったからかなあ
 人間にはなんともない動作でも 犬には怖いってこともあるでしょ
 ハヤちゃんは一度も人間をかんだことないの?」
「へへ じつはね ぼくの警戒エリアに入って手を挙げた人に噛み付いたことがあるにはあるんだ」
「やっぱりね ヘタするとハヤちゃんが撃たれちゃっていたかもしれないね」
「そうだよね〜 クワバラクワバラ」

「しかし あの時に飼い主に噛み付いたのはまずかったね」
「いま思えばそうだけど 最初はうれしくて近づいていったんだけど
 途中からなんとなく変な感じがしてね ちょっと危険を感じたんだ
 急に羽交い締めされそうな予感がして なんとなく反抗しちゃった
 あれは まずかったね
 でも あの時に美味しいおやつでもくれていたらおとなしくなってたんだけどなあ」

「それに警官に向かって行ったんでしょ あれもねえ」
「あれはしょうがないよ 
 だってピストルを構えられたら 誰だって攻撃するでしょ」
「たしかに  ぼくだって同じことをやってただろうね」

「まあ しかし残念な結果になったけど
 なにか言いたいことは無いの?」

「う〜ん まあ あのまま殺されずに連れ戻されたって
 どちみちあの狭い所に押し込められて
 一生 噛みつき犬呼ばわりされて 虐げられた生活をすることになるんだから
 死んじゃった方が良かったかもしれないね
 こっちにきていろんな犬に話しを聞いてみたんだけど
 良い飼い主に恵まれて楽しく生活してきたってのも結構いるようだから
 今度は そういう犬生を過ごせるように生まれ変わることにするよ
 まあ そんなことで そんなにめげてるわけじゃないんで
 もしぼくに同情してくれた人がいたんだったら よろしく伝えてね」

「わかった わかった 人間界を恨んで化け犬になっているんじゃないかと
 心配していたんだけど どうやら元気そうでなによりなにより
 ほら ぼくのご主人がお土産に焼き鳥をもたせてくれたんで
 これでも食べて いい生まれ変わり先でも見つけてね」

「ありがとう ワンワン」
「じゃあね ワンワン」


いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!