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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

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パーの巻

順位づけして何故わるい?


ぼくは犬だから 徹底して順位をつける

この家の人達にだって ぼくの中では順位が付いている
そして 折あらば 一つでもぼくの順位を上げるべく虎視眈々とねらっている

近所で見かける犬達にしたって順位は付いている
みんな飼い犬同士だから ケンカで徹底的にやりあうってわけにはいかない
だから 客観的に見ると おかしな順位になってるかもしれないけど
少なくとも ぼくたちの中では順位がついている

昔のように 犬の放し飼いが当たり前の時代だったら 
犬の順位はもっと明確にできたに違いない
そしたら ぼくだって もっと「えへん」とできたかもしれない

さて 話は人間社会に戻りまして

人間社会にだって 当然順位はある

あの高校野球だって 
優勝して故郷に帰り凱旋パレードで祝福されるチームもあれば
初戦で敗退して「な〜んだせっかく応援してやったのに」と冷たくあしらわれるチームもある

オリンピックなんかでも徹底的に順位づけをする

大学別の司法試験合格率なんかが公表され「バカ田大学」はどこかが分かり
企業売上番付とか 危ない会社ランキングなんてのも発表されて 株価が変わる

保険会社や自動車ディーラーなどではセールスマン売上順位表が貼りだされ
順位が上になった人は 「エヘン」ということになり給料も上がり
順位が下の人は 「すんまへんなあ」ということで 発奮するか辞めるの決断が必要になる

かくのごとく 順位というものは社会生活をいとなんでいれば必ず発生する
そして順位付けという行為も 社会を構成する動物では 必ず行われる当たり前の行為

ところが 日本という国の教育界という不思議な場所では
子供に社会というものを教える場でありながら なぜか順位付けが嫌われている

静岡県あたりで
学力テストの学校別順位を公表するのしないの
それがダメなら校長先生の名前を公表するのしないの
すったもんだしてるようだけど

なによりも順位付けを尊ぶぼくたち犬族にしてみたら 
まったくもって 「訳がわかんな〜い」


いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!