犬にもいろいろあるように野球にもいろいろあるんだよ
この夏ぼくを熱中させた甲子園球児や プロ野球のような硬式野球
そして 主に中学生以下や草野球で行われている軟式野球
野球をやっている人に言わせると
「硬式と軟式は全く別なスポーツだ」と言うんだけど
ぼくに言わせれば 紀州犬と柴犬の違い程度で ほとんど差はない
そういえば テニスだって硬式と軟式の二つがあるけど
あれも当人たちが「違う」と言い張るほどの違いはない
はたから見れば 三毛猫とドラ猫の違い程度だと思う
バレーボールとビーチバレーは キリンとシマウマぐらいかな
アメフトとラグビーは サイとカバぐらいだろうか
さて 話を軟式野球に戻して
高校でも軟式野球部のある所があるのは知ってたけど
その全国大会が行われていたとは全く知らなかったぼく
でもその全国大会で延長50回という途方もない記録が生まれたという
え〜っ てな感じだよね
延長15回ならよくある話だけど
なってったって延長戦というのは その回に得点の多い方があればすぐに決着がついちゃう
だから 選手たちは寸時も気の抜けない緊張が続き 肉体的にも精神的にもかなり疲れる
野球という球技は他の球技と比べて著しく異なる特徴がある
それは攻撃と守備が完全に分かれていること
例えばサッカーとかバスケなんかでは攻撃と守備が一つの動作で切り替わる
だから選手はいつでも攻めながら守ってる そして守りながら攻めている
でも 野球は攻めてる時は守る必要はない
用がなければベンチであくびをしていてもいい
その代わり一旦守備についたらとにかく守るしか無い
なかでも 投手はひたすら守りに徹する
守備に付いている時の投手に休息はない
あれは疲れる
一試合完投するだけでも疲れる
さて 問題の試合は岐阜・中京と広島・崇徳の両校の間で行われた準決勝戦
この準決勝戦 これだけの回を両校とも一人の投手だけで投げ抜いたという
一日15回で区切りながら合計4日間で
中京の松井大河投手が709球 崇徳の石岡樹輝弥投手が689球を投げちゃった
すごいでしょ
で 結局 50回で中京に得点が入って勝ち その勢いで決勝も勝利して全国制覇した
勝った中京の松井投手はいい思い出になったと思う
敗れた石岡投手は無念の涙にくれたかもしれないけど 本当によくやった
彼にとっては優勝以上に価値のある一敗だったかもしれない
その石岡投手にこの歌を送りたい
「涙の敗戦投手」 (舟木一夫
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!