今日は良い天気だったので 例によって昼寝をしていた
梅雨の合間の晴れ間は貴重だ
と なにかゴソゴソと始めたような気配のご主人
どうも網戸の張替えをやる気になったようだ
この網戸は ぼくが小さい時にパンチやら引っかきやらでボコボコにしてやったので
張り替えてもまた同じ事をするだろうとそのままにされていた奴
そろそろぼくもお利口さんになったので大丈夫だろうと
本格的な暑さになる前に直してしまおうという魂胆らしい
元はといえば ぼくが壊したやつだから なにかお手伝いできることでもあるんじゃないかと
おもむろに 助太刀を申し出た
「ねえ ねえ ぼくがこっちの方を押さえておいてあげようか」
それに対してなんとも冷たい返事
「こらこら ダメだったら網に足を引っ掛けちゃ 邪魔するんじゃない」
しょうがないから作業中の網戸廻りをウロウロしてたら
「また破ったら承知しないぞ」
と まるで前科者に対するような口の利き方 (まあそうなんだけど・・)
せっかくお利口になって 張替えのお手伝いまで申し出たぼくに向かって あまりにもヒドイ
そうか 敵がそこまで言うんなら こっちにだって考えがある
今度はパンチどころか 頭突きでもくらわせてやろうか って言う気にもなってくる
15分ほどモソモソやってたと思ったら
「ヨシ 出来た 早太郎見てみろ きれいに張れただろう!」
自分で考えてたよりも うまくいったようで 本人は大変機嫌がよい
この段階での頭突きは流石にまずかろう
まあ せっかくやったんだからこの夏ぐらいは許してやろうかと
ぼくも大人の対応をすることにした
その代わり
「ねえ ねえ その余った網 ぼくに頂戴」
「え なんにするんだ こんな網 1mくらいの長さしか無いんだぞ」
「へへん それでね 雀をとる罠を作るの」
「雀をとって 焼き鳥にするのか?」
なんとも恐ろしいことを考える人だ
(でも どうしてわかったんだろう----JODAN JODAN)
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!