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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

紀州犬・早太郎が作ったホームページは     こちら

グーの巻

前庭疾患闘病記(^^)

眼振 よろよろ 目が回る〜

いやはや 参った参った
変な病気にかかったらしい

一昨日の昼ごろの事 
浅い眠りから覚めて 立ち上がろうとした途端
急に目がグルグル回り出した

目がぐるぐる回ってるんだから 歩こうとしても歩けない
よろよろ ぐらぐら 

ほら 遊園地でグルグル回転するコーヒー・カップなんかに乗った後
地面に立っていても 目が回ってふらふらするでしょ
そして 胸がムカムカして気持ち悪くなるでしょ 
そう あんな感じ

あの時はじっとしていれば そのうち収まったけど
今度のやつは なかなか収まりそうにない

ついに朝食べたゴハンを戻しちゃったりして
水を飲んでも それをまた戻しちゃったりして

ほんと 困ってしまってワンワンワワン状態

まともに歩けないぼくを見て
あわてて ご主人は 獣医さんに連れて行ってくれた

いつもは注射ばかりするんで なんとなく嫌な場所に違いないんだけど
こんな時はやっぱり頼りにするのは獣医さん
でも あんまり無様な恰好を見せるのは紀州犬として許されない
無理やり キリッとした顔をして診察にのぞんだ

症状を聞いた先生
「どれ」 と ぼくの目を覗きこんだ

「あれ 目はまともだなあ」 (そりゃあ まともですよ ぼかあ)
「そういう症状の時は 眼振がでる事が多いんだけど」

眼振とは 眼球がピクピクとか キョロキョロと細かく振れることらしい
のぞきこまれたぼくの目は そんな風にはなっていなかったらしい

「ま とにかく 犬の神経を落ち着かせる注射を打っておきますから また夜に連れてきて下さい」

てなことで チクンと2発やられて帰って来た


眼振・・前庭疾患

チクンと2発やられて帰って来たその午後

痛みを我慢しておとなしくチクンされた甲斐もなく
いっこうに気分は良くならない

食欲も全くないから ゴハンを出してもらっても受け付けない
でも それが注射の効果なのか 段々頭がボーっとしてウツラウツラ

そんな状態で 夜 再び診察に訪れた

「どう?」 と 先生がおもむろにぼくの目を覗いた途端

「やっぱり 出てる出てる ほら  これが眼振」

と さも愉快そうにおっしゃる
(ぼくは全然愉快じゃないのに・・・)

確かに この時点でぼくの目玉はグルグル回っている
由紀さおりの歌に「ふらりふられてフラフラ」ってのが有ったけど
この場合は 壁も天井も ゆらりゆられてユラユラ

眼振がでるということは 耳の中にある体の平衡感覚をつかさどる器官(前庭)に異常を起こしている状態らしい

病名は 突発性前庭疾患 っていうやつらしい

「まあ 3日ほど 注射を打って静かに休ませてあげることにしましょう」
とうことで
昼に2発打たれたのに また一発やられることになった

「水は飲んでますか? まあ食べるのは無理かも知れないけど 欲しがるようなら上げて下さい」

とんでもない いかに食いしん坊のぼくだって 
この長期船酔い状態に置かれては とても食べる気にもならない
その晩は 注射のせいなのか わりと良く眠ることができたけど

さてあくる朝 
いつもの散歩の時間に ご主人がおもむろに声を掛けてきた
「どうだ早太郎 散歩に行くか?」

「行く 行く 当然行く」
ま ちょっとクラクラするけど 昨日のようにグラグラすることはない
いつもどおりに散歩に行って 
帰って来てからも調子がいいんで 水も飲んでオヤツのささみスナックも食べた

治った 治った あんな病気チョロいもんさ
なんて調子に乗っていたのも束の間
2時間ほどしたら また 目がグラグラしてきた
ちょっとお どうなんてんの この頭 この体 もうダメ なんとかして
朝たべたオヤツも やっぱり戻してしまった

ということで やっぱり獣医さんに連れて行かれて またチクン
もう やるだけやってみて ッて感じ
こうなったら ぼくも自分じゃどうしようもないんで 専門家にお任せするしかない
藤圭子じゃないけど 「いの〜ち〜 あ〜づけま〜す〜」

その日も その後全く食べられないし 気持ち悪いし とにかく寝てるしかしょうがない
なんにも食べないから 戻すものもないし
気持ち悪いもんだから無性にヨダレがでるし 時々水をペチョペチョ舐めながら時を過ごす

そして
三日目の朝 
相変わらずめまいは残ってるけど 
もちろん散歩には行く  
ぼくのテリトリーだけはなんとしてでも守らなければならない
病気だからといって 下手にサボりでもしてた日にゃ 
ぼくの島を乗っ取られる憂き目を味わうことにもなりかねない

散歩から帰ればさすがに喉が渇くので 水は飲むんだけど 食欲は全くない
しばらくは座り込んで休憩する

一時間ほどしたら ご主人が とろけるスライスチーズを一枚持って現れた

「どうだ早太郎 これなら食べるか?」

う〜ん あんまり欲しくはなかったけど これは本来ならばぼくの大好物
せっかく持ってきてくれたんで 仕方なしに一枚をチビチビ食べる

これ一枚で60Kcalなのでそれほど栄養にもならないけど
昨日はなんにも食べなかったようなもんなので ご主人は喜んだ
でも さすがに2枚目は食べる気が起きなかった

そして又々 獣医さんに連れて行かれる
これで3日連続4回目の診察となる

「あれ 今日は昨日よりも眼振が少ないですね 様子はどうですか?」
「朝も散歩には行きましたし チーズを少し食べました」

「じゃあ そろそろ飲み薬にきりかえましょうか
 朝晩薬を飲ませて 出来るだけ高カロリーな食べ物を与えて下さい
 たとえば甘いもの 菓子パンとかカステラとか
 そんな風にして4,5日様子を見て 又来てください」

ということで もうチクンは無いと思った矢先に 又チクンされたけど
デカドロン錠というステロイド系のものとノイロビタンというビタミン剤をもらって帰った

帰る早々 ご主人からの食べ物攻撃が始まった
そんなに急に食べれるわけがないっていうのに

まずは朝で味をしめたチーズ  これはプイ
次に出たのは 薄切りハム   これもプイ
次に出たのは チーズケーキ  これもプイ

食べたくないってのに 口に近づけてきたり 無理やり口を開けて食べさせようとする
欲しけりゃ自分から食べに行くっていうのに 今はホントに要らないって事がわからないらしい


やっと諦めたなと思っていたら 夕方になって また新種の商品で攻めてきた

何処で調べたのか カロリーエースプラスっていう流動食  例によってプイ
高カロリーなものをということか  バウムクーヘン    これもプイ
なぜか  アンパン  当然プイ

夜になって 貰ってきた薬を飲めという
錠剤だから食べにくいだろうってんで ピルポケットというやつにくるんで持ってきた
このピルポケットってのも病院でもらったらしいけど こいつはなかなかいい臭いがする
クンクンしてやった そしてちょっとナメナメしてやった でもポイした
やっぱり食べたくないんだよね〜

ま 色々努力してもらって悪いんだけど
なかなか良い月が出ていたんで 月見酒ならぬ月見水で 一夜を明かす
ほとんど食べていないのに 不思議とお腹が空かないのも不思議といえば不思議


どうして こんな病気になっちゃったんだろう
この前庭疾患っていうのは やっぱり高齢犬に多い病気らしい
ぼくも14歳だから 高齢犬だからと言われればそれまでだけど・・・

やっぱり こんな気持ちの悪い病気にはなりたくなかった
それに なにがイヤかといって 食べる気が起きないっていうのが一番イヤ
ぼくが一番大事にしている「食欲」を取り上げられて・・

ま あんまり悲観的に考えなくて
遊園地で遊んでダイエットしてると思えばいいか
止まない雨はないし 明けない夜もない


前庭疾患 ちょっと回復

【4日目】

朝 一応いつもの如く(ちょっと元気なく)散歩をして

帰って来てから水を飲んで
出されたスライスチーズを一枚食べた

「あれ 早太郎 食べたな?」

喜んだご主人は チーズに薬をくるんでぼくの鼻先に
まさか 中に薬が入っているとは気づかないぼく それを食べちゃった
喜んだご主人は 例のピルポケットにもう一つの薬をくるんで ぼくの鼻先に
そして ぼくはそれも食べちゃった

「よし よし 」 
空のピルポケットだけを そのまま鼻先に  それも食べた

「よし よし」
また スライスチーズを鼻先に
 
そろそろイヤになってきた 
もういいよチーズは
でも まあ それほど食べさせたいのであれば食べたやるか ということでイヤイヤ食べた

もう その後はなにを出されようが一切拒否ね

その後 昨日と同じように いろいろ食べ物攻撃にあったけど 全部プイしてやった

ひたすら水を飲んでは眠るだけ

ぼくのために用意されたハムだのチーズだのパンだのも 只 雀の餌となるのみ
ハムやチーズなどの好物においてさえ この通りなのに
いわんやドッグフードなどにおいておや

夕方 またピルポケット入の薬を食べてやった というか 無理やり食べさせられた
以上

目がグルグル廻ってヨロヨロするということも殆どなくなった
でも やっぱり食欲は無いんだよね

そして夜になり 真夜中になり 暁になり 五日目の朝が来た

【5日目】

例によって ご主人が顔を出し
ふたりで勇んで散歩に出かける
今日は昨日よりも なんとなく気分がいい

帰って来て 水を飲んで
ピルポケット入りの薬を一つ食べた
もう一つピルポケット入の薬を口の中に入れたけど これは草の上にポイした
「コラッ 早太郎 この薬は高いんだぞ ポイしちゃダメ!」
口を無理やり広げられて 口の奥に入れられた
ま そこまでされちゃしょうがない 食べてやった
でも 今日はそこまで
もっと 美味しいものを持ってきてね

お昼頃 ついに業を煮やしたご主人が ささみ巻きガムを持って現れた
そうそう それなんだよね 

もちろんぼくはガブ ガリガリ ゴクン

次は?
次にはハムが出た またハムか
でも これも好物だったし えい 食べちゃおう
もう一枚  ヨシ 食べてやろう

次は バウムクーヘン  これは プイ
あんパンがでてきた これも プイ

それから2時間後 またまた ハムが出た
3枚ほど ムシャムシャムシャ

バウムクーヘン プイ
どうしてここでバウムクーヘンが出てくるのか
獣医さんから「甘いものとか」って言われたのがよっぽど気になっているのか
でも ぼくはもともと甘いものなんてあんまり好きじゃないんだよね

やっぱり こういう時は肉でしょ 肉 
いつ出すかって? 今でしょ

なんとなく元気が出てきたぼく 
夕方のピルポケット入り薬もなんなくクリア
ご褒美のササミ巻きガムも当然ガリガリゴクン

さあ この調子なら明日はかなり復活するのではないか と期待に胸は膨らむ
腹も早く膨らましたい


ぶり返す症状

【6日目】

復活の朝 
になるはずだったのに

実は夜中に気持ちが悪くなって 昨日食べたササミ巻きガムを戻してしまった

今朝は どうも調子が悪い
また目がグルグル廻って まっすぐに歩けない

散歩に行くつもりで出たのはいいけど ガクンと転んだり よろけたり
当然片足立ちでオシッコをかけるなんて芸当はできない

ご主人も こりゃダメだと思ったんだろう
50mほど行った所で引き返してきた

帰って来て 水を飲んだはいいけど それも戻しちゃった
立っているのもツライ

しばらく座り込んでじっとしていたけど なかなか治まらない

朝のお薬を出されたけど とても食べる気がしないので プイ
ご主人から 無理やり口を開けられて 喉の奥に入れられた

昨日は待ち望んていた牛肉を持ってきてくれたけど
とても とても 今はなにも要らない
どんな美味しいものでも 今は要らない

こんな状態になって 初めて健康の有難味がわかる

ところで 犬は水だけで何日生きていけるのだろう
この6日間 ほとんど なにも食べていないことになる
それでも まだ なんとか動けるけど 
それがあと何日持つのやら

午後になって 
ご主人がハチミツを持ってきて ぼくの口の中に無理やり流し込んだ
どうもまだ高カロリーとか糖分とか甘いものにこだわっているようだ
ぼくはハチミツなんて舐めたことも無いんだから 当然拒絶反応を示す
ヨダレがダラダラと出てきてハチミツなんて全部吐き出してしまった

ご主人は諦めて
ぼくはまた死んだように眠る  もうそれしか無い

夕方のお薬は 無理やり食べさせられたのを 吐き出してやった
そしたら また無理やり放り込まれた  また吐き出してやった
また 口の中へ
そんなことをしてる内に 溶けてなくたった

あ〜あ 
何から何まで 真っ暗闇よ

血液検査良好なるも、波高し

【7日目】

今朝は雨が降っている
この体調にあっては 世間様が晴れようが雨になろうが そんなの関係ない

雨だから ご主人も散歩に誘いに来ない
でも 小降りになった頃に
縁側の下(もう犬小屋にいるよりこっちのほうがいい)で丸まっているぼくを覗きに来た

「どうだ 早太郎 元気か?」

元気なワケがない くだらん質問なんかして
一目見て 元気かそうでないかぐらい判りそうなもんだけど

じっとしてても なんか吐きそうな気がして 身体がゆれる

そんな状態をみて ご主人も投薬は諦めた

朝9時  獣医さんに行く

「そう 食べない 水は飲む そんなに眼振は無いんだけど ふらつく う〜ん
 じゃあ 血液をしらべてみましょうか」

10分ほどして結果が出る

「う〜ん 血液は健康そのものなんだけどなあ
 ちょっと薬を変えてみましょうか
 今日は 注射を2本打ちます 一つは食欲を刺激するやつだから
 犬が食べたたくなるような美味しい缶詰と 流動食を強制的に食べさせる注射器も渡します」

え! 注射器! そんなもん ご主人なんかに渡しちゃっていいの?
ぼくの懸念はだれにも伝わらず 注射器は売人から買人に手渡された

体重測定したら2kgのダイエットに成功していた (これって成功というのかな?)

先生は
「犬は1週間から10日ぐらいは食べなくても大丈夫です」って言ってたけど
ぼく もう1週間ぐらいになるんですけど・・

そんなら食べればいいのに と思うでしょ
ところが 身体が受け付けないんでしょうがない

帰って来て 午後  雨は止んだ

雨が止んだら お食事なのね

やっぱり 注射器片手にご主人が現れた
なにやら 薄笑いを浮かべているような気がしてならない

「早太郎 こい こっちにこい」
行きたくない

「早くこい いいもんやるから」
要らない いいもんなんて要らない

いきなりヘッドロックされた
口の横から無理やり注射器を差し込まれた
変な味のドロドロ君が口の中に入ってきた

なにこれ 流動食?
食べたくない とにかくどんなもんでも食べたくない
でも 口の中に入っちゃったやつはどうしようもない
べろべろしながら飲み込むしか無い
ついでに水も飲んで 口の中をゆすぐ

こんなことを3回ほど繰り返した
もうダメ 
ぼくは ご主人から逃げ廻ることにした

とにかく逃げる ヘッドロックはさせない
注射器からは顔をそむける
口の中に入れられそうになったら 首を振って拒絶する

今までは好きだったご主人の顔が 悪魔のように見え出した
もういけない
お前の中に忍び込んた 悪魔がぼくは憎い

結局 そのヒルズのa/dとかいうやつを溶かしたのを50ccほど飲まされただろうか
もうイヤだ


炙り牛肉にも反応なし

【8日目】

「早太郎 行くか?」
の声で目が覚めた

朝の散歩の時に寝坊するなんて 生まれて初めての事

そりゃ行きたいけどもだね う〜ん 身体がね 言うことを・・
よいしょ〜と 

ま ちょっとフラフラするけど行きますか
足元がよろついているけど なんとかなるでしょ

階段がちょっと怖いけど
片足立ちもちょっとふらつくけど
他の犬のマーキング跡にはクンクンして 
なんとかオシッコするのは本能のなせる技

でも やっぱり登った階段を降りれなくなって立ち往生
弁慶の立ち往生ならカッコいいけど
前庭疾患犬立ち往生はちょっとかっこ悪い

結局 家を出てから200m地点を折り返し点としてリターン

午前8時に例の流動食攻撃を受ける
必死で逃げる
いたずらに体力を消耗するし 精神衛生的上好ましくないと思うんだけどねえ
やっぱり50ccほど飲まされた

そしてまた獣医さんに連れて行かれた
注射を一発打ってもらって
食欲を増進するだろうという薬をもらって帰る

「なんでもいいから食べれるものを食べさせてやってください」
てなことを言われたご主人は 
その 食べれる物 探しの買い物に出かけていった

子犬用の離乳食
さつまいものペースト状のやつ
ぼくが大好きだったおやつ「おすわりくん」
そして牛肉
焼き鳥

帰って来て 早速 牛肉をバーナーで炙って ぼくの鼻先に
あの焼き肉の臭いがたまらないはずなんだけど
いまのぼくには効果が無い
なんかな? と臭いを嗅ぎには行くんだけど 食べる気にならない

さつまいもも プイ
おすわりくんも プイ

そしたら案の定 流動食の強制給餌攻撃
必死で逃げまわる ふらついて転げながらも逃げ廻る

自分の体のことは自分が一番良くわかってるんだから
もう 自分の好きなようにさせて欲しい

最後に今日貰ってきた薬を放り込まれて 今日のミッションは終了した


条件反射に大喜び

前頭疾患発症から
【9日目】

今朝は昨日よりも少し気分がいい

散歩も時々よろけながらもなんとかクリア
昨日は下りることが出来なかった階段もなんとか下りることが出来た

でもやっぱり食欲は無いんだよね

午前中に流動食の強制給餌で100gぐらいを食べさせられた

獣医さんに行って また一本チクンとされる

「眼振は無いんで 問題は食欲だけ 
 とにかく食べられるように なんでもあげて下さい」

と 健康な時なら有難くてヨダレが出ちゃうようなお言葉も
いまのぼくにはプレッシャーとなる

家に帰って来て また50gぐらいを強制給餌

午後 ご主人が顔を出す
「なに なに また散歩なの」
と 錯覚して ヨロヨロと歩き出した途端
ぼくの鼻先に「おすわりくん」が一粒
ペロッ と食べる
あれ こんなやつ食べるはずじゃなかったのに
まさに条件反射ってやつ パブロフの犬ってやつ

「お 食べたな早太郎 お利口 お利口」
とっても大げさに褒めてくれた

それじゃあとばかり 連続で「おすわりくん」が出されたけど
5つ食べるのが限界だった

でも ご主人は大喜び
「クララが立った クララが立った」
じゃなくて
「早太郎が食べた 早太郎が食べた」

将来 ぼくの物語がアニメ化された折にには 
このシーンを「感動の名場面集」に入れるのを忘れないで欲しい

夕方 小雨降る中を 今日三度目の強制給餌が始まる
「子犬の離乳食100g」なんてやつにハチミツ15gを加え
少しお湯で薄めて 注射器で口の中へ
ぼくも やっと少し慣れてきた
無理やり食べさせられるのはイヤには違いないけど
そんなに不味くもないから まあ 好きなようにさせておいた

さあ 明日は今日よりも良くなるのやら 悪くなるのやら

いずれにしても一晩寝れば
明日は明日の風が吹く


傍観者のごとく

前頭疾患発症から
【10日目】

小雨の降る中を 散歩に行こうというお誘いが来た
もちろん オッケー

未だに平衡感覚がつかめないので ヨロヨロだけどね
自分ではまっすぐ歩いているつもりなんだけど

一応 片足オシッコはできるけど
壁沿いに歩く時に ときどき壁に接触する

雨も激しくなってきたから 途中で切り上げてお家に帰る
口の中にお薬(プロナミド錠)を一つ放り込まれる

今日は雨だから例の流動食攻撃もお休みかと思ったら
敵もさるもの
小雨決行という事らしい

今朝は「子犬の離乳食100g缶」にハチミツを入れたもの
お昼は「介護食 ささみペースト100g缶」にハチミツをいれたもの

強制給餌のさいにこぼしちゃってるから一割ぐらいは無駄になってる
ぼくの計算によると この2回で摂取したエネルギーは270キロカロリーくらいと思われる

今のぼくに必要なエネルギーは700キロカロリーだろうと思っているのでまだまだ足りない
さあ ご主人はどうするのか 見ものである

え! お前がどうするのかだろうって? 
そりゃそうだけど・・
食べたくないし・・

さて夕方
ぼくの顔をのぞき込んだご主人
「あれ この目の下の傷はどうしたんだ?」
どうやら左目の下に傷ができて血が滲んでいたらしい
そういやあ ヨロけて転んだ時になにかに当たったような気がするけど
自分でも気付かないぐらいだから大した怪我じゃないだろう
なにか消毒薬なんかを塗ってくれたようだけど ちょっと大袈裟なような気がする

そして お薬を口に放り込まれた
すぐに口を塞いで抑えられるので モグモグゴクン
その後「おすわりくん」も放り込まれたけど これはペッ
牛肉がまた出てきたけど プイ
それを拾って口の中に入れられたけど これもペッ

仕方がないとのことで また流動食の強制給餌
「子犬の離乳食100g缶」にハチミツを入れたもの
結局 本日摂取したエネルギーは400キロカロリー辺りかと思われる

さあ 明日は少し改善するのか はたまたぶり返すのか
これも見ものである


ウ◯◯が出た ウ◯◯が出た

前庭疾患を発症してから
【11日目】

今朝 散歩に誘われた時に 久しぶりに「ク〜ン ク〜ン」と甘えてやった
なぜだか 少し気分がいいから

やっぱり少しクラクラするけど 15分の散歩を無事にクリア
片足立ちオシッコの時にはグラっとするし
ブルブルをするとヨロけて転んじゃったりするけど
まあまあ こんなとこかなって感じ
でもね なんとなく頭が左に傾いている気がする

それよりもなにも  なんと久しぶりにウンチが出たのだ 
9日ぶりかなあ あの快感
まあ 量はちょこっとしか無いけど それは食べる量から考えれば仕方がない

先日 「クララが立った」じゃなくて「早太郎が食べた」と大喜びしたご主人
今日は「ウンチが出た ウンチが出た」とはしゃいでいた

この分なら なにか食べるかも と思ったのか
また オヤツとかゴハンだとか 素麺だとか
ぼくの好きそうなものを出してくれたけど

なにを持ってきたのかな と興味は示しつつも 食べる気にはならない

ということで
朝とお昼の2回 昨日と同じメニューで強制給餌

やっぱり無理やり食べさせられるのはイヤだね
だから 気配を察知するや すぐに逃げまわるんだけど
結局 庭の隅に追いやられて「御用」になっちゃう
捕らえられれば仕方がない
「旦那 お騒がせして申し訳ありやせん」と謝って 潔く縛に就く
「あんまりお上に手間をかけさせるんじゃねえぞ」とご主人
口の中に詰め込まれる流動食を アワワ アワワと言いながらも何とか飲み込む
目にはうっすら涙が浮かぶ

そんなに嫌なら自分で食べればいいのにと思われるでしょうが
自分でもそういう理屈はわかっていても ダメなのだからしょうが無い
つまり 潜在意識とか無意識とか言うやつが邪魔をしている

あの一番つらかった時に
目が回る--食べる--気持ちが悪い--吐く--苦しい
という経験をした記憶が
食べる--苦しい
と短絡して 潜在意識に刷り込まれたに違いない

だから この状態から脱局するには
食べる--苦しくない 
という経験を少しずつ積み重ねるしかないのだ

焦らずに 少しずつ ぼくの脳をだまして行かなくっちゃね

夕方 また獣医さんのところに行く
「どう ウンチが出た よしよし
 まだ自分で食べない ダメだなあ
 じゃあ 前に飲んだ薬を2倍にしてみて しばらく様子を見ましょう」
ということで
デカドロン錠は朝夕2錠ずつ ノイロビタン錠は朝夕1錠ずつ になった

帰って来て
早速薬を飲み (というより無理やり飲まされて)
例に強制給餌が始まった

今回の献立は
「子犬の離乳食100g缶」+「さつまいものペースト40g」
それにハチミツ22g さいごにオリーブオイルをひとしぼり
これで約200キロカロリー

合計すると 一日の摂取カロリーは470キロカロリーという計算になるけど
こんなカロリー計算なんて 減量ダイエットの時だけに使うもんだと思ってた

もっと食べなきゃね

でも
食べないように苦労している人たちには
食べなければと苦労している犬の気持ちはわかるまい


久しぶりにオヤツをパクッ

前庭疾患発症から
【12日目】

最近は自分の病気のことばかりが気になって
世の中の動きがサッパリわからない
というよりも 知りたくもない

でも 常日頃は
知らずに済む事をわざわざ知って
怒ったり嘆いたり同情したり悲しんだり
無駄なことをしていたんじゃないかと言う気がしないでもない

さて
今日は朝から良い天気

昨日とおんなじようにお散歩をする
そして 昨日とおんなじようにウンチもする
ただ 今日のほうが柔らかかったし 
何となく残留感があって ハッケヨイ体勢が長く続いた
変な流動食のせいでお腹が緩くなったんだろうか
それとも しばらく使わなかった消化器官がビックリしたせいなのか


そして お決まりになった朝食
薬を飲まされて 強制給餌
朝メニューは昨日の夕方と同じだから約200キロカロリー

その後は
お日様にあたりながら草の上で昼寝
気持ちがいいな  久しぶりに爆睡

お昼の流動食メニューは
ヒルズのp/dと「チースとささみ缶100g」とハチミツとオリーブオイルを混ぜたやつ
約200キロカロリーと思われる

午後の3時
それまで昼寝をしていたぼくは ご主人が近づいてきた音で目を覚ました

手には なにかの袋を 持っている
なんだ なんだ
ぼくが近くによって臭いを嗅ぐと 袋を隠す
なんだよ 勿体ぶっちゃって
気になるなあ  クンクン

ぼくがその袋に反応するのを見て 
してやったりと思ったご主人
おもむろに封を切って 中からオヤツを取り出した

あ ぼくが好きだったオヤツだ 「ササミ巻きのおイモ」
口の前に出されて 思わずパクっ
モグモグモグ 
あ そうだ今は食べることが出来なかったんだ
気がついて 慌ててペッと吐き出した
でも 何となく心残り
地面に落ちたやつをまたパクッ
またペッ
ぼくがそんな事と繰り返しているのを見て
ご主人は嬉しそうに笑っていた

夕方の流動食メニューはヒルズのp/dにハチミツをかけたもの
勿論 お湯を食わせてミキサーにかけてどろどろにしたやつ
ちょっとミキサーに掛ける時間が長すぎて つぶつぶ感が全くなかったのはちょっと残念
いくら流動食だといっても 少しくらいは食感を残しておいてくれないとね
これも200キロカロリーくらいかな
だから本日の摂取カロリーは約600キロカロリーってとこ
勿論ちゃんとお薬も飲んだよ

あ そうそう 食後にまたウンチしちゃった
でもね また長い時間りきんでいたんで 最後に少し出血したみたい
切れ痔になっちゃったのかな
「おと〜さん ボラギノールしなきゃ」なんて言われたくない 


銀座の寿司なら食べられる

毎日毎日 どんなに食べさせようとしても 頑として拒否するぼくに
「一体 どんな物だったら食べられるんだ?」というご主人

「ま すきやばし次郎本店お任せコース なら なんとか食べられるかもしれない」
と言っては見たものの

一人前で3万円はくだらない料金ということで 軽く却下される


さて あれから【13日目】

今日は昨日とほとんど変わりがない
ぼくの状態も 食事のメニューも

違うことといったら缶詰が変わったことくらい

dbf ささみ&レバーミンチ 216kcal
dbf やわらかラム 176kcal

3食とも これを交互にハチミツを加えてミキサーにかけて
トータルでやっぱり600キロカロリーってところ

ちゃんとお薬も飲んだし
もうそろそろ復活しても良さそうなもんだけど

目がグルグル回ることは無くなったけど なんとなく平衡感覚がつかめない
ご主人がよくやる千鳥足って感じかな

片足立オシッコまではなんとかなるんだけど
どうしても ブルブルがいけない できない
ブルブルした途端にずっこけるんだから ホント格好わるいったらありゃしない

あのブルブルが かなり高度な平衡感覚の上に成り立っている動作であることを思い知った
嘘だと思うんだったら 
フィギュアスケートの片足滑走の時にブルブルをやってみて欲しい
真央ちゃんだって絶対転んじゃうから

ぼくにとっての復活の尺度は このブルブル
これが完璧にこなせるようになれば もう治ったものと判断してもらっていいい

ところで 
昨日はパクっとしたけどペッしてしまった「ササミ巻きのおイモ」
今日はモグモグゴクンしたよ

凄いでしょ
ご主人が「もう一つ欲しい?」って言うんで 思わず「うん」
もう一本もモグモグゴクン

次に魚肉ソーセージが口先に
これも先端を少しモグモグ
3センチほどかじってやったら ご主人は大喜び

でも ハイそれま〜で〜よ
流石に一気に食欲復活とまではいかない

これが すきやばし次郎本店の寿司 だったらねえ


すき焼きならどうだ

病気のぼくが 寿司を食べたいといったのに
金銭的な事情から それを無視したご主人

あの「幸せの王子」のツバメ君は 病気の子供が「オレンジが食べたい」とせがんたのを聞き
出発を一日延期して宝石を運んでやった  そのせいで自分は死んじゃったけどね

「あずきまんまが食べたい」とせがんた病気の娘のために泥棒した父親は
無残にも殺されて、「雉も鳴かずは撃たれまい」の物語だけが残った

ご主人も そんな話を思い出して 少しは気がとがめたのか
高級寿司には手が届かないけど 
寿司と並んで日本料理の定番の「すき焼き」
これならどうだ と(多分 昨晩の残り物だと思うけど)すき焼きの牛肉をだしてくれた

それが前庭疾患を発症してから【14日目】の今日のこと

昨日よりも少し元気になったぼくを連れて散歩から帰ったご主人
取り敢えず 水を飲んだ後で 薬を放り込まれる
デカドロン錠は2錠一緒に放り込まれるけど こいつはすぐに飲み込める

ノイロビタン錠は1錠だけなんだけど こいつは何となく変な味がして飲みたくない
こっそり舌下にかくして 飲んだふりをしたんだけど
口を開けての検査で隠蔽工作発覚 無理やり喉にねじ込まれた

そのあとに出たのが 富士山、芸者に並ぶ日本名物の「すき焼き」
もちろん牛肉だけ
鼻先に垂らされたら 思わずパクっ 5切れくらい連続でパクっ
ついでにすき焼き味の染み込んだご飯も出たんだけど こいつはプイ
やっぱり 犬は肉なんだって!

でも ご飯を食べなかったという理由で いつもの如く流動食の刑は執り行われた

お昼ごろ
昨日食べた「ササミ巻きのおイモ」を一切れ、鶏の唐揚げを一つ
朝食べた牛肉を5切れ ハム3/4枚を食べたけど やっぱりご飯は食べない
それでも まあ頑張ったね ということで 流動食の刑は免除

この調子で食べていけば 夕方の流動食も免除になるのかな
そんなら頑張るけど・・

ということで 3時に 「ササミ巻きのおイモ」を4切れクリア

そして夕食
dbf ひな鶏レバー水煮 160g をぼく愛用のゴハン容器に入れて出してきた
ムシャムシャ  6割くらいを平らげて(これは平らげると呼んではいけないのか)そこで打ち止め
ほんとは完食して欲しかったんだろうが 世の中そうは上手くいかない
でも 頑張ったね ということで 流動食の執行は免除された

今日の摂取カロリーは500キロカロリー程度かなと思うけど
流動食のお世話にならずに食事が出来るようになったのは大きな成果

すき焼きが引き金になったのかもしれない

長いトンネルだったけど どうやら出口が見えてきたような気がする

でも もう大丈夫と安心した所で気を抜いてはいけない
「高名の木登り」の教えを守って


今日は土曜日

今日は土曜日

「土曜日の夜何かが起こる」は 黛ジュン
「土曜日はいちばん」は ピンキーとキラーズ
「危ない土曜日」は キャンディーズ
「どうにかして土曜日」は モーニング娘

そして
「それは土用日に始まった」が早太郎

土曜日に始まったぼくの前庭疾患はついに3週目に突入したことになる
「突入せよ」という映画はたしか浅間山荘事件を扱ったやつだったけど
もちろん ぼくは突入したくない 早く解放されたいのである

さて【15日目】

朝のお薬は例のピルポケットに入れられて来た 一つ目はモグモグ
二つ目はプイ 
よって 二つ目と三つ目は 強制的に口に放り込まれた

そして 今朝の食事は 
昨日のすき焼き牛肉の残り 約100g
ほんとは 肉とご飯にお湯を掛けて混ぜたやつが150gぐらい出たんだけど
途中で残しちゃったから 100gという訳
これで 120キロカロリー

流動食は免除されたけど
これでは足りないと思ったのか
10時のオヤツ時
昨日の「ひな鶏レバー水煮」の残りを60g
新しく「若鶏の軟骨スープ煮」の缶を開けて80g(後は残しちゃった)
スライスチーズ一枚
このオヤツで 200キロカロリー

お昼は オヤツの時に残した「若鶏の軟骨スープ煮」の残りを使った雑炊
完食は出来なかったけど 150g食べて 180キロカロリーといったところ

3時のオヤツは 魚肉ソーセージのチビサイズを2本と「ペティオ:ササミとチーズ」を5本
これで100キロカロリー

夕方の薬は 3錠ともピルポケットに入れたやつを食べた
それから 「やわらかラム」缶を半分とオヤツを少々
これで100キロカロリー
もうこれで結構

だいたい700キロカロリーを摂ったことになるわけだから まあ許してくれるでしょう

それに今日は ブルブルしてもずっこけることは無かったし
あとは このフラフラが完全に治まって ドッグフードを普通に食べることができれば
完全復活だと言えるんだけど・・


餌じゃなくて料理が食べたい

前庭疾患にかかり しばらくは食べることが出来なかったぼく
なんとか自分で食べることが出来るまでに回復した

あの流動食の強制給餌のおかげでここまで来たんだとは思うけど
無理やり食べさせられる辛さを味わったのは初めてのこと

食欲があるという 当たり前のことの有り難さがよくわかった
ま 正直 ぼくの犬生から食欲を取ったら なにも残らないからね

と 食欲が出始めたら出始めたで さらなる欲も出てくるから不思議

その欲とは 「餌じゃなくて料理が食べたい」ってこと
つまり ありきたりのドッグフードとか缶詰じゃなくて
ぼくのために食事を作って欲しい というほんの些細なお願い

え! 些細じゃないって?

でも ぼくまだ病気だし
しっかり栄養を摂らないと またぶり返すかもしれないし
そうなると 注射だの薬だのという医療費も馬鹿にならないし
そんなら ぼくの料理にお金をかけたほうが安上がりだと思うし

夜空に輝くお星様にそんなお願いをしてみた
星に願いを なんて ロマンチックだなあ ぼく

さて
【16日目】
強制給餌無し(よしよし)
手を変え品を変えて餌が出されるのを 食べたり食べなかったり

そしたら なんとぼくの願いが伝わったのか ご主人が料理を作ってくれた(エサじゃないよ)
鳥のムネ肉200gをフライパンで香ばしく美味しく焼いてくれた
ウマイ!
これを喜んでパクパクしたのはいいけど 最後の一切れを残しちゃった 残念

【17日目】
朝 獣医さんに行く
これからは ステロイドとビタミン剤を朝夕1錠ずつということになる
今日の食事は基本的に「ひな鶏レバー水煮」と「若鶏の軟骨スープ煮」
どちらかと言うと軟骨の方が好きかんだけど これは料理じゃないし
レバーの方は半分残した
夕方
昨日と同じく ご主人の料理が出た 
美味しい鳥のムネ肉300gを3切れ残して完食
これはかなり満腹感を味わった

【18日目】
朝から雨が降っている
散歩に行けないから庭にウンチをする(少量柔らか) 元気な時なら我慢出来たのにね

朝飯は 「ひな鶏レバー水煮」に昨日の残り80gをドッグフードに掛けたものがでたんで
上手にドッグフードだけを避けて食べた

昼は「若鶏の軟骨スープ煮」をご飯に混ぜて ハチミツとオリーブオイルを加え 雑炊にして出してくれた
これは料理であると判断したぼくは ガツガツと200g食べたけど ちょっと残した

夕方 今度は鳥のモモ肉150gを焼いてくれた これも最高 ガツガツ完食 
もっと欲しいとおねだりしたけどダメだった ケチ


ぼくはどんどんグルメ犬になってきている
もうドッグフードなんか食べなくても良さそうな気がする

まだ前庭疾患そのものは治ったわけじゃなくてフラフラするけど
こうやって美味しい料理を続けて食べていけば
あと一週間くらいで復活できそうな気がする

夜空の〜星に〜 祈り〜を捧ぐ〜 


ステロイドの副作用

ステロイドのお薬は 良く効く代わりに副作用も多い らしい
ぼくの場合は 喉が渇いて渇いて 水をガブガブ飲まなくちゃ居られなくなる

どのくらい飲むかというと 通常時の4倍程度にはなっている

そんなに飲んで大丈夫か と思うでしょ
そう 大丈夫じゃなかったんだ (以下はその経緯)


【19日目】
真夜中からかなり強い雨が降っている
当然散歩はないだろうと思っていたら
朝早く 小降りの時を見計らって ご主人が誘いに来た
もちろん行く行く
ところが100mも行かない内に雨が強く降りだした
途端に催したのでウンチ(かなり柔らか)を少々
のどが渇いて(これはステロイドの副作用)水をがぶ飲みするからお腹も緩くなる

9時ごろに朝食 
炊き込みご飯に鳥肉を乗せてお湯を掛けたものをパクパク 約300gほぼ完食

午後は雨もだいぶ小降りになった
低気圧と三半規管はどうも関係があるらしい
三半規管とぼくの前庭疾患も関係があるらしい
よって 低気圧とぼくの病気にもある種の相関関係が成り立つ
明日 低気圧が去り雨が止んでくれたら 病気ももっと良くなるかもしれない

さて夕食
ここのところ定番になりつつある鶏肉炒め(鶏肉だけを油で炒めてある)
1センチ角ぐらいのやつがドッグフードに混ぜ込まれて出てきた
なあるほと 
ぼくが食べたがらないドッグフード とガツガツ食べる鶏肉炒め
敵もなかなか考えてきたな 
ぼくは鶏肉だけを食べようとするんだけど どうしても少しはドッグフードもついてくる
紛れ込んでいる間は 仕方なくドッグフードも口の中に
鶏肉がなくなれば 当然プイだけどね

それでも「よく食べた」と褒めてくれて
今度は鶏肉だけのかたまりをくれた 
もちろんこれは完食

【20日目】
今日は晴れ といっても快晴ではなく 曇り時々晴れ ってやつ

昨日は自分でも結構食べたんで 大分元気が出てきたような気がする
でもね お腹はやっぱりピー  午前中だけで3回もだよ
これは例のステロイドの副作用だと思う
腸から水分が吸収され難いから 水をがぶ飲みする だから食べたものと一緒に下痢をする
と こういうことだと推察し 今朝の薬はプイ

食事は基本的には昨日と同じだったけど 昨日よりも量を食べた
それに 夕食にでてきたドッグフードも 鶏肉と一緒なら なんとか残さずに食べることが出来たし

それにね もう一ついいことが・・
病気に成って以来 縁側に登れなかったぼくが
今日はゴハンに釣られて縁側に上がった

少しずつだけど 徐々に回復している実感がある

【21日目】
五月晴れ ってのは今日みたいな日を言うんだよね
お日様が照り 暑くもなく寒くもなく 心地よい風が吹いている

散歩 昨日より元気 
まっすぐ歩く分には 病気になる前とあんまり変らない所まで来た感じ  
だけど やっぱりブルブルの時は 少しよろける
地面をクンクン嗅ぎながら歩くと少しフラフラする
それとまだお腹が緩い (でも昨日よりいい)
だから今日もお薬はやめよ〜っと

ご主人が川砂を2袋買い込んできて 
ぼくのお家の前を平らに直してくれた
というのは お家の前の地面をぼくが長い間に掘り返してデコボコにしてたから
フラフラして地面につまづいて石の角なんかに頭をぶっつけないようにというご配慮
かたじけない いい昼寝場所ができた
元気になったらまた掘り返してやるから・・

食欲はかなり復活したよ
美味しいものさえ出してくれれば ガツガツ食べる
内容は昨日とほとんど同じ

それで提案なんだけど そろそろ鶏肉はやめてさあ
豚肉とか 牛肉とは 馬肉なんかにしてみたらどうだろう

そしたら ぼくも もっと元気になれるような気がするんだけど・・




いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!