風さそう花よりもなお我はまた春の名残をいかにとかせむ
御存知 遠山の金さん
ではなく 忠臣蔵でお馴染み 浅野内匠頭切腹時の歌
旧暦の3月14日の辞世ということだから
今の暦だと だいたい今頃の感じ
桜の花(ソメイヨシノはもう散っているから八重桜なのかな)の下で
介錯人の刃が一閃するとともに 一陣の風が巻き起こり ハラハラと花びらが舞い散る
そしてBGMが流れ 片岡源五右衛門あたりが「殿〜っ」と泣き叫ぶ
名場面だなあ・・・
しかしこの恨みのこもった辞世のおかげであの討ち入り事件が起こったかと思うと
ちょっと罪な歌だったかな という気もする
これが 梓みちよの「二人でお酒を」風に
恨みこなしで忘れましょうね〜 さらりと水にすべて流して〜
とかの歌だったら
大石蔵之介だって
「あ そうね ま 殿さんがそういうんならねえ」となるし
瑤泉院だって
「ま 私だってまだ若いんだし もう一花咲かせなくっちゃ」と第2次婚活を始めることとなる
であれば
愛知県の吉良町では名君でとおっている吉良さんだって余命を長らえたし
赤穂義士も切腹しなくて済んだ
その家族だって島流しに合わずに済んだ
だいいち 何の落ち度もないのに 吉良家に仕えていたというだけで
寝込みを襲われて惨殺された 小林平八郎や清水一学はじめ 何十名もの吉良家家臣も無事であり
その家族も悲惨な人生を送らずに済んだにちがいない
ぼくはいつも時代劇をみて思うんだど
主人公が悪い代官(越後屋の友達)などをやっつける場面があるでしょ
そこに出てくる家来の人達
代官から「出会え〜出会え〜」と言われ
のこのこ駆けつければ「切れ〜 切れ〜」とせっつかれて
いやいや斬りかかれば 主人公にあっけなく切られちゃう あの可哀想な人たち
きっと家に帰れば 優しい奥さんや可愛い子共たちもあっただろうに
簡単に成敗されちゃったあの人たちの無念
この方が内匠頭の無念よりもよっぽど大きかったんじゃないだろうかと・・
という事で 此の世に恨みとか無念とかを残さないようにしましょうね というお話でした
ところでご主人様
ぼくの「食べ物の恨み」だけは恐ろしいよ
今日 朝ごはん呉れるの 忘れたでしょ!
ぺこぺこの腹よりもなお我はまた落ちるよだれをいかにとどめむ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!