今朝の散歩の途中で蝉が鳥に食べられているところを見た
道路の上でバタバタやってるのを舞い降りてきた鳥がツンツンを突っつき
静かになったのを確認してから 蝉をくわえて飛び上がった
あれは雀より大きくてカラスより小さくて百舌鳥よりくちばしが短い鳥
はて なんという鳥なのかわかんないけど ま いいか
その鳥が飛び上がって電線に留まったと思ったら
いままで死んだフリをしていた蝉が急にバタバタ暴れだした
鳥もビックリしたのか くちばしから蝉を取り落としてしまったけど
結局また 蝉をくわえ直してどこかへ飛んでいった
そういえば 最近 蝉が至る所でミンミンジージー鳴いていて
いたるところでバタバタやっている
あれだけ多くの蝉がみんなバタバタやって死んじゃってるわけだから
本当なら その辺りにいっぱい蝉の亡骸が散らばっていなくちゃならないのに
いつのまにかきれいに無くなっている
あれってやっぱり鳥のせいなのかな?
そうだとしたら 蝉くんの死もまんざら無意味なわけじゃなく
鳥の一部となって また大空に羽ばたいているんだ
人間だって チベットやアンデスとかいうとこにはまだ鳥葬ってのがあって
死んだら 鳥に綺麗に死骸を食べてもらうという風習があるらしい
まあ あれが本来の自然の姿なんだろうね
人間以外の動物はみんなそうだもん
鳥や虫や微生物に食べられ その栄養になって
食物連鎖の環の中で この地球全体の生態系としての命を永らえさせるのがね
お釈迦さんは前世で行った捨身飼虎の功徳により悟りを得て仏になったとか
やっぱりぼくも死んだら・・・
いやだ
ぼくは死にたくない もっとおいしいもんが食べたい
死んでも 食べられたくない
他の動物はみんな食物連鎖に加わってもらって一向に構わないけど
ぼくは加わりたくない
来世に仏さんになれなくたっていい また犬でいい
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!