グーの巻
媚びる 諂う
媚びる （あびる優じゃないよ）
こびる と読む
意味はというと
「お腹がすいた時にク〜ン ク〜ンと鳴いてせがむこと」
ホントかな？
という訳で漢字辞典を調べると
媚 どうも女の人が絡んでいるらしい
眉にしなをつくって流し目で見ながら
「ねえ このネックレスって素敵ね」なんて言うらしい
そうすると 「よしよし買ったろうやないか」なんていう輩がいるらしい
そんならぼくだっって
眉（あんまり目立たないけど）にしなをつくって「この首輪って素敵ね」って言っちゃおかな
同義語に 諂う がある （屁辛うじゃないよ）
へつらう と読む
意味はというと
「お腹がすいた時にク〜ン ク〜ンと鳴いてせがむこと」
似たようなものに
阿る （おもねる）
佞る （おもねる）
諛う （へつらう）
などがあるけど みんな軽蔑を含んで使われてるみたい
ご主人曰く
「人に媚び諂うような奴は大嫌いだ」なんて憤慨して仰っておいでだが
人間はさておき ぼくたちのク〜ンは遺伝子に組み込まれた本能なんだよ
遠いご先祖様たちが人間と同居するようになった頃のお話
人間の残飯を要求するときに発する声に様々な音を持つ個体があった
「ワンワン」という奴
「バウバウ」という奴
「キャンキャン」という奴
「ニャオニャオ」という奴
「ク〜ンク〜ン」というお利口さん
まずニャオニャオ君は「てめえ猫じゃないか」ってなわけでほっぽり出される
そしてやっぱりク〜ン君が獲物をせしめて生き残る
そんなことが何世代にも渡って続けられてク〜ン族が主体の世になったってわけ
だからぼくはプライドを捨てて媚び諂っているわけじゃないんだよ
遺伝子の求むるままに「人間から食べ物を横取りする作戦」を遂行してるだけ
わかった！ ご主人様？
てなことを言ってる間にお腹が空いてきたぞ
そろそろ呼んでみるか
ク〜ン ク〜ン
日本4大随筆のひとつ
日本の３大随筆って知ってる？
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな？
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン！
