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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

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グーの巻

般若心経解説

ぼくが気持ちよく朝寝(朝風呂はきらいだからね)してたら
ギャーテーギャーテーと うるさい声が聞こえてきた
まあときどき耳にするお経で たしか般若心経って言うんだけど
あのお経の中身って本当のところなんなんだろうとちょっと気になり 
隣であくびをしていたご主人にきいてみた


眠い目をこすりながら その時ご主人が解説してくれたのは以下のとおり
(テレビドラマの見過ぎで変な方言が混じってるのは堪忍してあげてね)

犬にはよくわからんだろうけどね
まあ 般若心経ってのは次のようなことが書いてあるわけ

まじめに修行してた観音さんがやっとこさ考えぬいた挙げ句
この世の中に確かなもんなんて なーんもなかとよ ってことに気がついた

わかるか早太郎

食いもんてのは 有るときもありゃ 無いときもある
有ると思ったら大間違い だけんど 無いと思ったときに有ることもある

だからな 早太郎

食いもんはな 無いと思った方がいいんじゃ
食いもんだけじゃないぞ 美味そうな匂いや美味そうな色や形も 
美味そうだなと思う気持ちも ぜーんぶ 無いと思ったほうがいいんじゃ
そうすりゃ 食いもんがなくてもしょうがないかって諦めもつくじゃろ
諦めたとたんに食いもんにありつけることもあるじゃろ
これが 食う即是食 食即是食う

観音さんも それに気がついた時に なーんだこれが悟りか とおもったぞなもし
それで これからは 食いもんなんか いらないや と考えることにした
そしたら 腹ペコになって死んじゃう心配もなくなるってわけ
ついでに 食いもんなんていらない なんてことを考えることも止めることにした
そしたら 腹ペコを我慢する必要もなくなるってわけ
心配してもしなくても 有るときにゃ有る 無いときにゃ無い
無有恐怖遠離一切顛倒夢想 ときた

まあ よくわからんでもよかばい  
とにかく 確かなもんなんて な〜んもなかばってん
ワンワン吠えてりゃ それでいいってことずら
深く考えずに とにかくワンワン

そしたら いろんな心配がなくなって こりゃイイってことになるっちゃ

ほんだもんで みんなで一緒に吠えまくろみゃー
ワンワンワワン ワンワンワワン
犬のおまわりさん こまっていないで
ワンワンワワン ワンワンワワン


いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!