僕早太郎 紀州犬 警備為業
嗅餅行 忘路之遠近 忽逢桃花林
わかりやすく解説すると
ぼくはセキュリテイ要員の早太郎(紀州犬なり)
いつものごとく 不審な気配はないかと山中見回りの途中
えも言われぬ香ばしい匂いが鼻を突いた
クンクン なにやら五平餅を焼く匂いのような気がする
匂いに釣られて 山里の路をフラフラ歩いて行くと
つい迷ってしまい はじめての路に
忽ち そこに桃源郷が現れた
と こういうわけなのであります
そして平家の落人の末裔に会って歓待を受け
帰ってきてから おうちの人にその話をして
みんなでまた行こうということになり
再び訪ねてはみたけれど 結局行き着くことは出来なかった
という妄想をしながら訪れたのは
愛知県豊田市上中町の「しだれ桃の里」
先日 桃くんが吾が世の春を謳歌しているという話を聞いたけど
なるほど これなら桃くんが少しぐらい自慢しても許してやろう
ぼくは桃は桃色だとばっかり思ってたけど
白いのや紅いのや 桃色と白色の混血やら
まあ ホントに綺麗に咲き乱れていた
ぼくのすきな五平餅もあったし たこ焼きやソフトクリームもあった
みたらし団子もあったけど
この場所はやっぱり 「団子より花」
ぼくが言うんだから間違いない
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!