早春という言葉がぴったりのこの季節
球春はもう少し先で3月の下旬
(春の選抜が始まるのがその頃)
この早春の花と言えばやっぱり梅の花
梅若菜 丸子の宿のとろろ汁
という芭蕉の句を思い出す
(犬の小学校で習ったもんね)
丸子ってのは ちびまる子じゃないよ
今の静岡市駿河区丸子
江戸時代の東海道で一番小さな宿場町
丸子宿 またの名は 鞠子宿
ここは「一番小さな」というよりも「とろろ汁で有名な」宿場町
だから広重の東海道五十三次でも
旅人がとろろ汁を食べている情景が描かれている
そして その横でうらめしそうに眺めているぼくのご先祖さんもいる
この鞠子宿の有名な浮世絵を題材にして作ったガラス工芸の力作がある
どこに?
愛知県西尾市にある「三河工芸ガラス美術館」の3階にあるガラス屏風がそれ
ほら ぼくのご先祖さんもちゃんといるでしょ
こっちのほうが色鮮やかでガラスの透明感もあっていかにも春らしい
旅人にとろろ汁のお代わりをもって行く茶店のおかみさんの表情も明るい
あ〜あ ぼくもとろろ汁を食べたくなった
あったかいご飯にとろろ汁をぶっかけて
ちょっと刻み海苔を散らして わさびを添えて
醤油をひとかけして混ぜ
バクバクと(ここはモソモソではいけない)口の中にかっ込む
たらふく食べて満足した後は
口の周りについたとろろをペロペロしてきれいにする
これをしておかないと あとでそこが痒くなる
この絵に描かれているお店「丁子屋」は現在でも営業しているらしい
1440円で伝統のとろろ汁定食「丸子」を食べられる
こんどご主人に連れて行ってもらお〜っと
ご先祖も ぼくも食べたし とろろ汁
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!