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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

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チョキの巻

絶品!かつおのたたき


罪と罰
悪いことをすれば 怒られる

怒られるだけならいいけど ヒドイ時には刑罰を受ける

昔は いろいろ残虐な刑罰があった

テレビ時代劇で お奉行さんが言うセリフに
「市中引き回しの上 獄門磔!」ってのがあるけど

あれって 引き回されてる途中で 石なんかが飛んでくるでしょ
石が眉間にあたって血が流れてるのに
「コノヤロウ」とか「バカヤロウ」なんて罵声も飛んでくるし
これから獄門磔が待ってるってのに 「早く死んじまえ」とくる

たしかに悪人は悪人なんだろうけど 可哀想といえば可哀想だよね

それにくらべると軽い刑もあるにはある

磔か島流しか とビクビクしているところへ
「百叩きの上 江戸所払いを命じる」なんてご沙汰が下ると
「ありがとうごぜえます」てなことになる

まあ「所払い」だけなら軽い刑だと思うんけど
「百叩き」ってのは できれば御免被りたい

あれって青竹で背中をビシビシ叩かれるんだよね ヤダヤダ

どうも「叩く」っていう言葉からは悪い連想しか起きない

ところが
ぼくなんかは たたかれればたたかれるほど しょんぼりしちゃうんだけど
たたかれればたたかれるほど おいしくなるものがある

かつおのたたき
 
今まで時々食べさせては貰ってたけど
正直 そんなに美味しいとは思わなかった

ちょっと生臭い感じがしてね 
やっぱりタイヤヒラメやマグロのほうが好き
焼くんなら アジ
煮るなら カレイ
鍋なら アンコウ といったところが ぼくのお好み

かつおのたたきは ぼくの中では かなり順位が低い魚料理だった

ところが 
先日 御前崎で食べた かつおのたたき には びっくり仰天
こんなに美味しい食べ物が有ったとは・・・ 
あっという間に 一皿ペロペロ平らげちゃった

どこで食べたのって?
御前崎の「なぶら市場」の中にある「一本釣り日光丸」というお店

ほら 先日「消防犬」の項でご覧いただいた写真がそう

自社の鰹漁船「日光丸」で釣り上げた新鮮なかつおを
注文があればその場で藁(わら)焼きにして出してくれる

これに ちょっと塩をふりかけて食べると まさに絶品
かつおの生臭さなんて 全くない

いままでは 臭消しに ニンニクやショウガやネギなんかの薬味をポン酢に入れて
それにつけて食べてたんだけど そんなのは全く不要
塩だけで抜群に美味しい なんにもつけなくたって食べれちゃう

かつお君にしてみれば 火炙りされて たたかれて 散々なんだろうけど
ぼくにこんなに褒められて 少しは気を良くしているかもしれない

「どう ぼくの本当の美味しさが やっと判った? エヘン」なんてね

炙られて 叩かれ 威張る かつお君



いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!