各地でマスコットキャラクターが大変流行っているけど
一昔前 いや そんなに前じゃないけど
変なマスコットキャクター ということで話題になったやつがいる
頭に角をつけて ちょっと生意気な小僧顔をしている
女の子から 「可愛くな〜い」なんて言われちゃって
ひどい人には 「気持ち悪〜い」とまで言われたやつ
そう それが 「せんとくん」
せんとくんが流行ったのは 2010年だから
あれは3年前 止めるあなた 駅に残し・・・・
(ちあきなおみ どうしたかな?)
ま どうでもいいけど ちょっと せんとくんに会いたくなった
で やってきました 平城京歴史館
ここに せんとくんがいると聞いたんで・・
いるかな?
いた いた せんとくんが変な服着て待っていた
「こんちは せんとくん」
「やあ よくきたね 早ちゃん」
「一発屋のせんとくんがどうしてるかと思ってね」
「一発屋じゃないよ あれ以来 ぼくも結構忙しいんだよ」
「へえ そうなの 今じゃ くまモン、バリィさん、ふなっしーの時代だよ」
「ありゃ ゆるキャラじゃない ぼくはもっと格が上なの
なんてったって 平城京遷都1300年際の公式マスコットキャラクターであって
今では 奈良県の公式観光マスコットキャラクターなんだよ」
「わかった わかった ま 自慢話は置いておいて
ちょっと質問があるんだけど
その頭の角ってさあ 帽子かぶる時に邪魔じゃないの
いまかぶってる帽子も どうやってかぶったのか疑問だし」
「あ これ そういやあ そうだね
そういう細かい質問はマネージャーにしてね ぼく忙しいから」
なかなかプライドの高いやつだ
ま せっかくここまで来たんだから 歴史館の中も見てみたいなと思って
「せんとくんのお力で なんとか中を見させてもらえないかな?」
と低姿勢で頼んでみたら
プライドの高いやつに限って おだてに乗りやすい
「ぼくについてきな」ってなわけで 中をいろいろ案内してくれた
うん なかなか顔が利く
それに なかなか親切でもある
遣唐使船の実物大展示も良かったけどVRシアターが凄かった
まるで平城京にタイムスリップしたかのようにリアリティがある
このVR技術で日本いや世界の歴史上有名な場所に行けたら最高なのに・・
日本だったら 壇ノ浦の合戦も見たいし 大阪城の築城風景も見たい
東海道の宿場風景もいいし 富士山の大噴火も見たい
世界でなら ピラミッド建設風景や三国志赤壁の戦いも見たい
そのうち自分のVRメガネで自由にそういうコンテンツが見られる日がくるかもしれない
それまで ぼくは生きていられるんだろうか・・・
さて せんとくんのおかげで ゆっくり楽しむことが出来たぼく
ここでせんとくんにお別れして 再建された太極殿に行くことにした
「せんとくん ありがとね また会う日まで 会える時まで 達者でね」
「早ちゃんも 元気でね 随筆も時々見てるから 頑張ってね」
あいつ どうやって見てるんだろう
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!