浅田真央ちゃん
メダルは取れなかったけど
ビューティフルな演技でカッコ良かったよ
スキー スケート スノボ ジャンプ
メダルを取った選手も取れなかった選手も みんな良かった
「感動した」
オリンピックを見ていたら こんなぼくの心にもメラメラと灯ったものがある
みんながソチで頑張ってるのに
ぼくだけがコチで惰眠を貪っているわけにはいかないではないか
次の冬期オリンピックには是非とも出場し メインポールに日の丸を揚げるのだ
さて その意気込みは良しとして
とりあえず ぼくがどの競技に向いているかを考えなくてはならない
スケートは?
4本ともスケート靴を履かせてくれるならいいけど
2本だけだと ちょっと苦しい
多分 すぐに前足をついてしまう
第一 片足立ちして滑る自信はない
スキーは?
う〜ん あのストックが持てるだろうか
なんてったって ぼくたちの手は物を握るようにはできてないから
じゃあ ストックを持たなくてもいい「ジャンプ競技」ならどうか
葛西選手のように「レジェンド」なんて言われてみたいし
でも
ご存知のように 或いは全くご存知ないように ぼくは高所恐怖症
とてもあのスタート台に立つ勇気はない
以上 熟慮の結果 消去法により スノボに決定!
銀メダルに輝いた竹内智香選手を見習って
スノーボードパラレル大回転でオリンピック出場を目指すことにする
あれなら4本足でも大丈夫だろうし 重心が低い分だけ犬にも有利だ
滑降姿勢の美しさなんて関係無いようだし
例え転倒しようが とにかくタイムさえ良ければオッケー
さあ〜て 競技種目は決まった事だし
早速練習しなきゃ!
というわけで やってきたのが安城市にある「堀内公園」
ここの「芝滑り場」で スノーボードの特訓をすることにした
鼻息荒く乗り込んでみれば
なんと
既に ぼくと同様に オリンピックを目指す若人が練習をしてるではないか
若人も若人 かなりぼくより若いようだが 負けてはいられない
ぼくだって「レジェンド」の称号を目指す紀州犬なのだ
パラレル大回転では 同じ組で滑る相手との駆け引きも大事らしい
てなわけで
横に並んで滑りながら 「ワン!」と吠えてビクつかせてやったが
幼児相手に 我ながら少し大人げなかったかもしれない
期待して待っててね 次期オリンピックを
でも
景品は メダルじゃなくて「ビーフステーキ」にしてもらおう
翌日の新聞には ステーキをガブリと噛んだぼくの勇姿が載ることになる
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!