暑い日は 水を浴びるのが一番
体は水中にあり 頭だけは チョコンと水の上に
これならどんな熱波が襲ってこようが平気平気の平左衛門
(平左衛門て人がどんな人かは知らないけど 筋右衛門よりも太ってるらしい)
もともと ぼくら哺乳類は水の中に住んでいたらしいから
なんとなく水中にいるってのも安心癌があっていいものだ
出来れば水の中に氷の塊なんかを放り込んでもらえたら最高なんだけど
それにしても この暑い中を 地上でウロウロ徘徊し
口を開けてハアハアしながら喘いでいる犬たちって 一体どういう頭してんだろう??
と のたまわっているのは
のんほいパークの白くまくん
氷の国からやってきてビルの街につきました
だけど ちょっと哀しいです 狭いプールばかりです
ほえろ白くまくん ガオ〜ッ
てな感じなのだろうか
ちょっと話しかけてみた
「こんちは 白くまくん」
「あれ ぼくが犬の悪口いったから 文句つけにきたの?」
「違う 違うよ ぼくは水の中はもちろん シャワーだって嫌いなんだから・・
白くまくんってさあ どうして顔がぼくに似てるの?」
「うん 確かに 耳が三角にとんがって 顔をもうちょっとスリムにしたらそっくりかも」
「でしょ だから 友達になろかな〜って思ってね
ところでさあ 白くまくんはエアコン作ってるのに どうしてエアコンかけてないの?」
「え あれはね ぼくの名前を勝手に使ってるだけなんだ でも涼しそうに感じるでしょ」
「なるほど ぼくの早太郎最中とおんなじだね 」
「おんなじじゃないよ だって 白くまくんエアコンは誰だって知ってるのに
早太郎最中なんて だ〜れも知らないし」
「だけど エアコンは食べられないけど 最中は美味しく食べられるんだよ」
「だけど 最中は涼しくならないし・・・・・」
どうもぼくたちの価値観にはズレが有るような気がする
似て非なるもの 汝の名は白くま也
似て非なるもの 第二話
世の中には 似てはいるけど実は違う なんてものはいっぱいある
白くまくんとぼくのように
白くまくんとぼくの場合は だれもが非なるものと認めてくれる
でも ぼく【紀州犬】と例のソフトバンクのお父さん【北海道犬】の場合はちょっと違う
ちっちゃい子供に「おんなじ白い犬じゃん」なんて言われてしまえば 非なる所を説明するのに骨が折れる
骨が折れては大変だから「白い日本犬」というくくり(いわゆるセグメントってやつ)で扱われるのもやむ無しとなる
じゃあ【紀州犬】と【チワワ】は?
また 「おんなじ犬じゃん」と言われるかもしれないけど もともと似てもいない
こんなことを考えていたら
「似て非なるもの」と「似て非ならざるもの」はどこで区別したら良いかわからなくなってきた
《「似て非なるもの」と「似て非ならざるもの」》は「似て非なるもの」ということなの?
ところで
似て非なる花というと・・
アヤメ、カキツバタ、ハナショウブが有名だけど
(この違いは日本の常識らしいけど ぼくはしばらく知らなかった)
ぼくが最近知った「似て非なる花」は
これ 睡蓮
そしてこれ 蓮
蓮、花蓮、睡蓮、水蓮などなど どれも蓮の字がつくからおんなじもんかと思ってたけど
蓮(花はすとか花ハスとか蓮華とか呼ばれてる)と睡蓮(水蓮は間違いみたい)は違うものらしい
主な相違点は
◎睡蓮の葉には切れ込みや模様があるが蓮には無い
◎蓮の根はレンコンで食べられるが睡蓮にはレンコンはできない
◎睡蓮の花は水面に咲くが蓮の花は水上に立って咲く
知らなかったなあ〜
でも また言われてしまうかもしれない
「おんなじ水の上に咲くピンクの花じゃん」
確かに・・・
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!