もともとが放浪癖のあるぼくのこと
ときどき ふらっと旅をしたくなることがある
そう あの「奥の細道」を書いた芭蕉さんのように
その芭蕉さん
訪問した先々で いろいろな名句を残している
夏草や 犬も歩けば 棒に当たる
一家(ひとつや)に わんこも寝たり
萩と月
この句にもあるように
実は 芭蕉さんのお伴は曽良だけではなかった
ぼくのご先祖さんも一緒に旅をしていたらしい
曽良とは山中温泉で別れて
奥の細道最後の訪問先である大垣についた時には
ご先祖さんと芭蕉さんとの二人だけの旅となっていた
その証拠に ほら
大垣の「奥の細道むすびの地記念館」に行ってみると
近くの川沿いに建つ こんな銅像を見ることが出来る
ご覧のように 芭蕉さんと一緒に ご先祖さんも並んで立っている
じゃあ
犬とはいえ 一緒に奥の細道を辿ったからには
俳句の一つでも残しているだろうっていう疑問が湧く
え! 湧かない? 湧くでしょ
もちろん 残ってるよ 我が家に伝わる「ぼくの細道」の中に
荒海や 甲(かぶと)の下の 蝉の声
このご先祖さんの名(迷)句から
芭蕉さんがこっそりコピペしていたとの言い伝えもある
彼が隠密だったという話と同程度の信憑性だけど・・・・
日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね ワンワン!