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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

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チョキの巻

日本一の五平餅(小里川ダム)


天国は空の上にあると言われてる
そして地獄は地下にあると思われている

何故 天国が地下にあって地獄が空の上にないのか?
その理由が分かる人は誰も居ないけど 昔から決まっとる

ほら 「蜘蛛の糸」でもお釈迦様は雲の上から地獄を見下ろしているでしょ
そしてカンダタは雲の上に向かって蜘蛛の糸をよじ登っていったでしょ

昔から下よりも上の方が優れている事になっている
だから向上心とは言うけど 向下心とは言わない
ホントは天に向かっているその方向が 半日後には地に向かっている方向と一緒だったとしても

さて とにかく 人は上が好きで 下は嫌いなんだから
下から見上げるよりも 上から見下ろす方がはるかに気持ちがいいように出来ている
駅の階段などで下から見上げるのが好きだという人もいるけど 
そんな人には軽犯罪法が適用されたりする

犬のぼくだって 本当はご主人を見上げるよりも見下ろす方がいいけど
残念ながら 肉体的に ぼくの目の高さは人間の目の高さよりも下にある

だから時々無性に高い所に登りたくなる
高い所に登れば下を見下ろすことができる
けど 高い所に登ろうとすればそれだけ体力を消耗する
最近は ぼくもあんまり体力が無くなったんだよね

そこで 登らなくても下を見下ろせる場所として ぼくはダムが好きなわけ
ダムはいいよ ダムは

というわけで 今回は岐阜県の小里川ダムに行ってきた
2004年に竣工したまだ新しい重力式ダムで 高さは114mもある

さっそくダム堤の上から下を覗いてみる
怖わ〜 
見下ろすのが好きだと言いながら 高所恐怖症のぼく
足が震えて腰が引ける
こんな時に地震がきたらどうしよう なんて想像するとますます怖くなる



昔ためしてガッテンでやっていた高所恐怖症克服法を試すチャンス
ということで とにかく10分は我慢することにした
すると なんという事でしょう
5分ほどしたら 足の震えも無くなったし景色も余裕を持って見ることができる

やったー ついに高所恐怖症を克服したぞ
長年の懸案であった高所恐怖症がこんなに簡単に治るなんて
(ま この場所だけの話で 次に行く場所でも効果があるかどうかはわかんないけどね)

それから ゆっくりと新緑の景色を堪能した
景色は堪能したけど お腹がすいてきた
ここまで来たら おいしい五平餅もゆっくり堪能したい

というわけですぐ近くに有る道の駅に立ち寄ってみる
この道の駅には「日本一の水車」なるものがあって
ダムからもその大きさがよくわかる



日本一の水車のあるところには日本一の五平餅もある
いつものように 
ご主人が五平餅を食べて 串についた残り物をぼくが食べる 
というか舐める  ペロペロ ってね
最近はご主人も少しお利口になって かなり串に残したままで僕にくれるようになった
ヨシヨシ

景色も五平餅も堪能したところで ここで一句

新緑のダム湖に香る五平餅

いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!