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紀州犬の早太郎が徒然なるままに書き綴る独り言

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チョキの巻

天城越え(浄蓮の滝)


「いい犬ね」
「そうね」
「いい犬っていいね」

まあ ご存知の方も多い「伊豆の踊子」の一フレーズなんだけど
あの下田に続く天城峠をテクテクと歩いてみたくなり
もちろん いまどき旅芸人の一行に会うはずもないんだけど
とにかく 犬も歩けば棒に当たる って言葉もあるくらいだから
旅にでればなにかに当たるだろうと 
天城越え ってやつをすることにした

天城越え 
といえば 
そう 「山が燃える〜」の石川さゆり
最近は ちょっと声の張りが悪くなって来たようだけど
いまだにカラオケでは超人気曲らしいので きっと豊かな印税生活を堪能してらっしゃることだろう

ま 人の生活を羨んでもしかたがないけど
一応ご利益に預からせていただこうと
あの名曲に載っている地名を尋ねることにした

まずは そう「浄蓮の滝」
寝乱〜れて 隠れ〜宿 九十九〜折り 浄蓮の滝〜
「じょうれん」のところでうんと唸らないと点数が伸びないんだよ
ぼくも先日カラオケにいったときに この曲を歌ったんだけど
この唸るところで吠えちゃったもんだから かなり顰蹙を買っちゃった

駐車場のある観光センターから滝まではかなり坂道を降りて行かなくちゃならない
ま 降りるのは簡単だけど 降りたら登らなくちゃいけないから
お年寄りなどはかなりつらそうに見える
もちろん ぼくなんて平気の平左だからこんな坂道は何十回でも往復できるけど
ほら 一緒に行ったご主人がどうもいけない
やたらと休憩をとる
休憩をとるだけならいいけど ぼくにも「待て」という
待ちたかないけど ぼくたち犬は「待て」には弱い
条件反射ってやつで 待てと言われると体が自然に止まってしまう
まさに「だるまさんがころんだ」状態
ご主人の休憩が終わると やっと「よし」がでる
そこでぼくも金縛りからやっと解放されてあるきだすことができる
そんなことでこんな坂道の往復で30分もかかってしまった

で 浄蓮の滝 ってどうだったって?
うん まあ 普通の滝だけどね
大きくもなく小さくもない
昔は風情があったんだろうけど
いまは いろいろお土産屋さんとかが並んじゃってね
滝の近くにワサビ田なんかがあったけど
ぼく ワサビは好きくないし
山も燃えてなかった

ということで とりあえず 浄蓮の滝はクリア
次は 寒天橋にいくことにする
(つづく)

いちごぶらんとさがった

   

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随筆のイメージ

日本4大随筆のひとつ

日本の3大随筆って知ってる?
方丈記と徒然草と枕草子なんだってさ。
犬の小学校で習ったかな?
で、随筆って何かというと、
とにかくなんでもいいんで、
ダラダラ書いたやつらしい。
それなら・・ 
てな訳で書いたのがコレ。
細かいことは気にしないでね。
なんてったって犬だから・・
じゃあね  ワンワン!